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ホームインスペクション(住宅診断)で見つかった不具合事例2

一見見た目はキレイな中古住宅もよくよく調べてみると不具合が発見されるケースがあります。

前回の記事では、『シロアリ被害状況』『配管の老朽化』を見ていただきました。

 

 

前回の記事は、こちら

>ホームインスペクション(住宅診断)で見つかった不具合事例

 

 

今回は室内の不具合実例を見ていきましょう。

 

壁や天井の不具合を発見 

 

木造住宅は骨組みが木なので、経年で動きが出ます。木材自体が伸び縮みしますし、木材のしなりやたわみが木造の強さでもありますので、多少なら動くことは問題はありません。骨組みの動きによって壁や天井にひび割れが生じることもよくあります。

 

 

ですが、下地材にまで動きが出ているひび割れがあります。

こちらの写真がその一例です。

 

 

 

どれもくっきりと下地材から割れています。

1枚目と2枚目の写真は窓の上部の壁、3枚目の写真は天井のひび割れです。

 

 

 

このような下地材まで到達するひび割れは骨組みの劣化に起因するおそれがあります。

 

また、構造材に過度な切込みをしてある状態など、施工に起因する不具合もありますので注意が必要です。

 

 

 

雨漏りを発見 

 

次は、雨漏りの事例です。

 

 

1枚目は出窓の上部に雨染みがありました。外壁と出窓の取り合い部から雨水が入ったようです。

2枚目は2階天井に雨染みがありました。寄棟屋根の棟から水が入ったようです。

3枚目は和室天井に雨染みがありました。ドローンで屋根を確認したところ、経年劣化により屋根材の隙間から雨水が侵入していました。

 

 

 

雨漏りくらい…と思われる方もいるかもしれませんが、雨漏りは周辺部の構造部材の劣化を促進させる要因となり、建物の寿命に影響します。放置しておくと構造部材が傷み、修理するのに多額の費用がかかることが多いです。発見したら早めにに改善が必要です。

 

 

 


 

 

 

住まいるオスカーのホームインスペクション(住宅診断)では建物からのサインを見逃すことなく、将来的に発生する不具合の報告、必要なリフォームアドバイスまでしております。

 

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最後に

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この記事を書いた人

hitomi ishikawa

 

 

 

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