この記事では水回り設備に関するメーカー比較についてご紹介しております。
リフォームを検討している方には必見となっております。
リフォームに関する水回り設備としては下記4つのが挙げられます。
- キッチン
- 浴室(ユニットバス)
- 洗面台
- トイレ
リフォーム検討時のメーカー比較が必要である理由やキッチンのご紹介につきましてはpart①の記事にまとめました。
まだ見てない方は下記リンクよりご覧ください。
前回の記事
>リフォーム前に知っておきたい水回り設備のメーカー比較part①
今回はユニットバス・洗面台についてご紹介します。
ユニットバスのメーカー比較
・外観
左:TOTO サザナSタイプ 1616(1坪) 右:Panasonic オフローラ 1616(1坪)
ユニットバスはカタログや目視といった表面上だけではどこに違いがあるのか分かりにくい製品です。
しかし、内部の仕様や「言われてみれば...っ!」といった要素も多くありますので要注目です。
・特徴的な仕様
以降共通
左側はTOTO サザナSタイプ 1616(1坪) 右側はPanasonic オフローラ 1616(1坪)
この製品はリフォーム産業新聞掲載のプロ300名が選ぶリフォーム設備ランキング4連覇中であり、非常に人気の高い製品です。
細部までこだわり抜かれた仕様の中でも根強い人気を誇るのは「ほっからり床」ではないでしょうか?
床の内面にクッションタイプの断熱が施工されており、
足元が柔らかく温かみを感じられます。
更に表面のシートは滑りにくく乾きやすい特殊仕様となっています。
Panasonicのユニットバスで特徴的なのは照明だと筆者は思います。
別メーカーのほとんどはシーリングタイプの関節照明ですが、コチラは埋め込み型のフラットライン照明を採用しておりスッキリしていて非常に格好が良いです。
TOTOのシャワーヘッドは少し特殊で「コンフォートウェーブシャワー」なる名前であり、特徴として中央部分からは名前通りウェーブ状の水流が放出され、周囲部分の通常シャワースプレーと合わさった刺激のあるシャワーとなっています。
また、節水タイプであり従来の商品より約35%もの水量を節約できます。シャワーを節水型にすると勢いが落ちて不快になる事もあると思いますが、その点をウェーブシャワーの勢いで補っているようですね。
この展示品には搭載されておりませんが「酸素美泡湯」機能をオプションで取付可能となっており、酸素を含んだミクロの泡で肌を美しく潤いを保ち、湯上り後のポカポカが続く効能があります。
入浴剤不要な為、毎回泡の出る炭酸系入浴剤を入れる筆者
にとっては非常に重宝する機能と言えます。
・水栓とカウンター
共通として、昔の水栓に比べてどちらも凹凸が少なく水垢汚れ等のお手入れがしやすい印象を受けます。
比較としては左側のTOTOの製品はカウンターが壁と密着しておらず、汚れが停滞しにくい仕様のようです。
・排水口
形状がすり鉢状の様な特殊な形をしており、髪の毛が絡まりにくいのが大きな特徴です。
表面にフッ素加工がなされており、汚れが付きにくく取り外しが容易で手入れしやすいのが大きな特徴です。
ユニットバスについて、筆者はどちらが良い悪いではなくどちらも使用者目線で少しでも快適に使っていただこうという
企業努力が各部材を調べていく上で感じました。
洗面台のメーカー比較
・外観
左:TOTO オクターブW900 片引出タイプ 右:Panasonic Cライン W900 スライドタイプ
こちらもユニットバス同様、住まいの情報館「SUMiCa(以下略)
洗面台はユニットバスと相対して内面的な違いは正直ほとんどありません。
ですので、メーカー比較というより「このような意匠や仕様の洗面台がありますよ」程度にご覧ください。
・水栓と陶器
水栓とレバーハンドルが離れて付いています。
ハンドルに付着した石鹸や汚れ等が洗い流しやすく便利に見えますね。
良くある一般的な洗面台ともいえる形状です。
大人になるまで水栓が蛇腹で伸びる事を知りませんでした。。
・収納スペース
下部の収納は両開きタイプであり内部の収納空間を大きく取れるのが特徴です。
しかし、開けるのに手前のスペースを大きく使うことがデメリットと言えます。
下部の収納は使い勝手の良いスライドドアタイプ
最近の新築では全体の8割程がスライドを採用している気がします。
利便性は高いですが、両開きタイプと比べ収納空間が若干狭まります。
総評・まとめ
今回は浴室・洗面台のメーカー別での特徴をまとめました。
メーカーによって着眼点が異なり、力の入れ方の違いを見た気がします。
前回キッチンについてご紹介した際はショールームでの見学を推奨していました。
今回も同様にショールームでの見学を推奨いたします。
【百聞は一見に如かず】
口コミで先駆者様の体験談を聞くのも1つですが、他の人が使用するのではなく先ずあなたが使用する商品です。
口コミはあくまで参考程度に、ご自身で実物を見て触って決定しましょう。
※全く関係ない話ですが、映画やドラマを見る前に評価や口コミを見るのは絶対に控えた方が良いです。
次回はトイレについてご紹介します。
最後に
中古住宅の売買をご検討中の方は、申込後、契約前にホームインスペクションをしておきましょう。
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