中古住宅購入後、引っ越しや光熱費の支払い変更手続きといった購入者側で、細かな手配がいくつもあります。
今回は、中古住宅購入検討者様向けに購入時の水道契約に関する内容と、購入前に知っておいてほしい水道に関する注意事項についてご紹介します。
電気契約については下記の記事をご覧ください。
購入前に確認必須! 築年数の古い物件は要注意!?
漏水
築年数が古く、長期間住んでいない状態だと宅内の経年劣化が激しく進行し、水廻りの配管にも何かしらの損傷が発生していてもおかしくありません。
水道契約及び開栓を行った直後に損傷した配管から水漏れする可能性もゼロではありません。
漏水は床下といった普段生活する上で見えない場所に発生していることもあります。
よって漏水にていることに気付く事に遅れてしまい、床材の腐食や高額な水道料金が
請求される可能性があります。
ご入居直後は先ほど紹介した量水器内にあるパイロットメーターを確認してみましょう。
水を使用していない状態でコマが回っていた場合は漏水の可能性があります。
錆び水
築年数の古い住宅は宅内に水を送る為の配管が鉄製が多く、供給される水と一緒に鉄管から生じた錆び水が蛇口をひねると出てくる可能性があります。(右写真参照)
多くの中古住宅では、仲介時は水道が停止している場合があり、内見会では見つけられないことがあります。
最悪の場合、契約後入居時に判明する可能性も十分にあります。
最悪、配管の取り替え工事になり、後々高額な修繕費を支払うことなるかもしれません...!
購入前にご自身で確認するか、ホームインスペクションで第三者機関に調査してもらうことをお勧めします。
購入時の水道契約手続き
基本的には購入者側で下記の手続きを入居日に合わせて行う必要があります。
・水道の前所有者からの名義変更
・水を使用できる状態にする開栓依頼
どちらも該当地域に準ずる市水道局に電話1本で手続き可能です。
住宅購入と同時にリフォームを行う場合は、工事期間中に水を使用することがある為、名義変更と開栓依頼をリフォーム会社にて手続きをする事もあります。
「別談」水道使用量の計測方法
水道の使用料金は外部にある量水器によって水の使用量が計測されます。
量水器は外部に箱状で設置されており、蓋を開けると右の写真のようなメーターがあります。
水を使用すると、パイロットメーターがコマのように回転し、各単位メーターが上昇する仕組みです。
2か月に一度、水道局員が量水器の単位メーターを確認して水道料金を決定しています。
月ごとにメーターをチェックすれば節水の目安にもなります。
最後に
住まいるオスカーでは、中古住宅売買時のサービスとして多くのメニューを用意しております。補助金のご相談も承ります。
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