親が亡くなったら実家をどうするか考えてみたことはありますか?
親が亡くなると多くの遺品が残るとともに、様々な手続きが発生して困惑する人が多いようです。
この記事では親が亡くなった後の実家などの不動産相続について考えていきます。
親が亡くなったら相続が発生します
人が死亡することによって相続が開始されます。
相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継します。(民法896条)
このとき、亡くなった人(被相続人)が所有していた全ての財産は、相続財産となります。
相続財産には、預貯金・外国通貨・不動産・有価証券・ゴルフ会員権・家庭用財産・車・貴金属などのプラスの財産もあれば、借金・医療費や水道光熱費などの未払い金・未払い家賃・未払い税金・未払い損害賠償金などのマイナス財産もあります。賃借権・著作権等・特許権なども相続財産に含まれます。
このうち、不動産相続財産にあたるのは 自宅建物、自宅建物がある土地、賃貸用建物、賃貸用建物がある土地、店舗、山林、空き地、田んぼ、畑などです。
両親が亡くなってしまったあとに、残された実家や田んぼや畑、山林はどうすればよいでしょうか・・
遺族が行う相続手続き
親が亡くなった時に遺族が行う手続きの一般的なものを以下にあげてみます。
(あくまでも一般的なものなので、この限りではありません。)
【親が亡くなったらすること】
・関係者への連絡
・葬儀の準備
・健康保険、厚生年金保険資格喪失手続
・死亡届提出
・通夜
・葬儀
・初七日法要
・国民健康保険、後期高齢者医療制度、国民年金資格喪失手続
・運転免許証の返納
・ライフラインの名義変更や解約
・賃貸住宅の解約
・香典返し
・四十九日法要
・相続人の確認
・遺言書の確認
・相続する財産、遺産を確認
・遺産評価
・場合によっては相続放棄
・所得税の準確定申告
・遺産分割協議
・名義変更
・相続税の申告と納税
・埋葬料、葬祭費支給申請
・高額療養費支給申請
・高額介護合算療養費支給申請
・死亡保険請求
・年金に関する各種請求
このように、遺族が行う手続きは非常に多いです。
このうちオレンジ色のものが不動産に関する手続きになります。
書類提出期限が定められているものもありますので、速やかに判断し 手続きを進めなくてはいけません。
まとめ
親が亡くなったら相続が発生し、亡くなった人(被相続人)が所有していた全ての財産は、相続財産となります。
そのうち不動産が占める割合は6割と言われています。
不動産相続に関する手続きは、四十九日法要(仏教で命日から数えて49日目に行う法事のこと) あたりから行うのが一般的です。
次のブログでは、不動産相続の流れをみていきましょう。
最後に
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