2023/11/28 更新
住宅省エネ2023キャンペーンのうち『こどもエコすまい支援事業』については、2023年9月28日に予算上限に達したため、交付申請または予約の受付が終了しております。
住宅補助金制度『住宅省エネ2023キャンペーン』が始まりました。
中古住宅をご購入の、こんな方々におすすめです!!
・中古住宅の断熱性が気になる
・キッチン・バス・トイレは新しくしたい
・省エネ性能の高い給湯器を設置したい
今回の記事は、この補助事業の内容と活用例についてご紹介いたします。
1.住宅省エネ2023キャンペーンとは?
2050年カーボンニュートラルの実現に向けた、住宅の断熱性の向上、高効率給湯器の導入など、
住宅の省エネ化を国が支援する下記の3つの補助事業の総称です。
こどもエコすまい支援事業は、お子様がいらっしゃらないご家庭でも対象となり、お得な補助金になっています。
各種事業の概要
事業名 | 補助対象 |
こどもエコすまい支援事業 |
・注文住宅の新築※1 ・新築分譲住宅の購入※1 ・リフォーム ① 開口部の断熱改修(窓・ドア・ガラス) ② 外壁、屋根・天井又は床の断熱改修 ③ エコ住宅設備の設置 ④ 子育て対応改修 ⑤ 防災性向上改修 ⑥ バリアフリー改修 ⑦ 空気清浄機能・換気機能付きエアコンの設置 ⑧ リフォーム瑕疵保険等への加入 |
先進的窓リノベ事業 |
特に断熱性能が高い窓製品への交換 (より高い補助をうけることができます) |
給湯省エネ事業 |
特に省エネ性能の高い高効率給湯器の設置 (より高い補助を受けることができます。) |
※1 子育て世帯または若者夫婦世帯が取得する場合に限ります。
※2 ①~③のいずれか必須
>>詳しくはこちら こどもエコすまい支援事業【公式】 (mlit.go.jp)
>>詳しくはこちら 先進的窓リノベ事業【公式】 (env.go.jp)
>>詳しくはこちら 給湯省エネ事業【公式】 (meti.go.jp)
2.補助金活用例
3つの補助事業は同時に申請が可能です。
補助事業の併用の有無で、下限が異なります。
申請が可能になる 補助額の最低額
補助事業 | 併用なし | 併用あり |
こどもエコすまい | 5万円以上 | 2万円以上 |
先進的窓リノベ | 5万円以上 | 5万円以上 |
では、実際にどのような工事で補助金対象になるのか、よくあるリフォーム例をご紹介いたします。
例1)ユニットバス工事 (こどもエコすまい)
よくあるユニットバスのプラン
高断熱浴槽 27,000 円/戸
節湯水栓 5,000円/台
手すりの設置 5,000円/戸
窓の交換
(カバー工法 小) 15,000 円/箇所
合計補助額 52,000 円
※登録された対象設備を使用した場合です
さらに・・・工事を追加すると
浴室乾燥機 + 21,000円/戸
給湯器交換 + 27,000円/戸
バリアフリーに該当したら
段差解消 + 6,000円/戸
開口幅拡張 + 28,000円/戸
こどもエコすまい支援事業だけで 最大134,000円 の補助金申請ができます!
詳しくはこちら>>こどもエコすまい支援事業【公式】 (mlit.go.jp)
例2)ユニットバス工事 (こどもエコすまい + 窓リノベ + 給湯省エネ)
高断熱浴槽 27,000 円/戸
節湯水栓 5,000円/台
手すりの設置 5,000円/戸
窓の交換
(カバー工法 小) 51,000 円/箇所(窓リノベ)
エコキュート設置 50,000 円(給湯省エネ)
合計補助額 138,000 円
※登録された対象設備を使用した場合です
※窓リノベはより性能の高い窓が対象となっています。
さらに設備追加で・・・
浴室乾燥機 + 21,000円/戸
バリアフリーに該当したら
段差解消 + 6,000円/戸
開口幅拡張 + 28,000円/戸
3つの補助事業の併用で 最大193,000円 の補助金申請ができます!
窓リノベは補助額合計が50,000円以上で申請ができるので、この窓のみの施工でも申請ができます。
補助事業も、窓の工事の種類、断熱性能のランク、サイズ等に応じて補助額が決まっています。
窓リノベや給湯省エネ事業は、特に省エネ性能の高い製品が対象です。
>>詳しくはこちら 先進的窓リノベ事業【公式】 (env.go.jp)
>>詳しくはこちら 給湯省エネ事業【公式】 (meti.go.jp)
>>詳しくはこちら こどもエコすまい支援事業【公式】 (mlit.go.jp)
例3)キッチン入れ替え (こどもエコすまい)
節湯水栓 5,000円/台
ビルトイン食器洗機 21,000 円/戸
掃除しやすいレンジフード 11,000円/戸
ビルトイン自動調理対応コンロ 14,000円/戸
合計補助額 51,000 円
※登録された対象設備を使用した場合です
合計補助額が5万円以上になるので、キッチンの入れ替えのみで申請ができます。
詳しくはこちら>>こどもエコすまい支援事業【公式】 (mlit.go.jp)
3.申請について
交付申請期間は 2023年3月31日~予算上限に達するまで(遅くとも2023年12月31日まで)
中古住宅のリフォームをされる場合、補助金の対象者は『リフォーム工事の発注者』です。
工事請負契約が必要です。
DIYや、ネットで自分で購入した商品を取り付けてもらうだけの工事は対象外となっていますのでご注意ください。
申請は予め各種補助事業の事業者登録をした工事施工業者が代行しておこない、発注者に補助金の還元をおこなうこととなっています。
OSCARは、『住宅省エネ2023キャンペーン』各種補助事業の登録事業者です。
各種補助対象工事のご相談を承っております。
本ページ最後の お問合せフォーム よりご連絡をお待ちしております。
お気軽にどうぞ!
まとめ
今回は 3月末より受け受けが開始されました『住宅省エネ2023キャンペーン』について、活用例をご紹介させていただきました。
開始されて間もない補助事業ですが、予算が上限に達した時点で終了となります。
お早目の申請をおすすめいたします。
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>>最大200万円!先進的窓リノベ事業|中古住宅のリフォームも補助対象
>>給湯器に補助金!給湯省エネ事業|中古住宅のリフォームも補助対象
最後に
中古住宅のご購入 を検討されている方
相続等による 家屋の売却 を検討されている方
富山県への移住 を検討されている方
今回の補助金利用して中古住宅を エコで快適な住まい に リフォーム してみてはいかがでしょうか。
建物調査により 建物の状況を把握しておけば、家屋の取引後のクレーム等の回避につながります。
住まいるオスカーでは、中古住宅の売買を安心しておこなっていただけるように、
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ご相談は下記『お問い合わせフォーム』より承っております。
お気軽にどうぞ!!!
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